結末

2004年10月13日
『死にたかった 死ぬ事ばかり考えていた』

昨日Aクンのそのメールが心配で
私は朝からメールを送った。

「少しでいいから話して」
「今も辛いの?」
「心配してます。返事ください」

まったく応答なし。

お昼もメールした。
「私には話せませんか?」
「メール迷惑なら言って欲しい」

返事は無いし、電話も出ない。
私はどうしていいかわからず、ただ心配するだけ。

夜7時に電話してみた。そしたら、
彼が出た!電話に出てくれた!
やっと話してくれる気分になったのかな。

「出てくれてありがとう。大丈夫?心配したよ」
私は声が詰まった。

「あ・・うん。ごめん」
と小さな声。

「今なにしてる?元気?」
「うん。まぁ。」
「私のメール迷惑だった?」
「いや・・あまり読んでなかった、ごめん」

そっか・・・

「ちゃんと生活してる?」
「うん」
「…会社とか行ってるの?」
「う、うん。一昨日から」

あぁ、そうか。普通に生活してたんだ
昨日の『死にたかった・・』って言うのは何だったんだ?

私が心配して心配して、何度もメールして電話もしてたのに
どうしてそんな無視し続けていられたの?

逃げたかったのは、私からだったの?
わぁっと押し寄せてくる感情の波をぐっと抑えて私は聞いた。

「メール出来なかった理由は何かある?」
「いや・・3日前から読み始めたんだ。ごめんね」

「メールしにくかったかな?」
「・・うん、見るの怖かったし、なんて返事していいかキッカケが・・」

こんなにも心配してたのに、わかってくれてなかったんだ。

「そっか。じゃ、私との事、どう考えてる?」
「・・待っていてほしいっていうか・・」
「え?何を待てばいい?」

彼は仕事の事で落ち込んでたと言う。
自分の勉強不足が原因だから、これからもっと勉強したいと。
何日か前から勉強始めたと言い、
これからも続けていきたいけど、私とメールしてたら出来ないって。

私はずっと彼に資格試験受けるよう言ってきた。
そのために、以前、本屋へ行って資格試験の本買うよう促した。
今年の秋に受けると言ってたから、9月になって聞いてみたら
来年の春受けるっていってた。
本買ってから、私、夜メールする時、
「今、勉強中じゃなかった?」ってちゃんとお伺い立てたよね?

なのに、勉強に身が入らなかったのは、私とのメールのせいみたいに言われた。

愕然としながら彼の話を聞いていた。
彼はずっと私とのメールがしんどかったんだ。
それがよくわかった。
だから心配のメールすらウザかったんだろう。

私が原因で死んでたらどうしようって本気で心配して
震えるほど不安だった日々。
辛かった10日間。

あぁ、なんてバカな私。

彼は私なんか必要じゃなかったんだ。
いくら落ち込んでたとは言え、
メールや電話を10日間も無視できる人なんだ。

もうそこには私への愛はないだろう。

早く気づけよ 私。
早く忘れたい 何もかも。
 

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