仲直りの夜

2004年8月23日
なんとなくモヤモヤした気持ちのまま、昨日Aクンと花火を見に行った。

でも着いた途端、雨がザァザァ。
百均でビニール傘を買い、歩き始めたが、ますます強くなる雨。

「もうびしょ濡れだよ。こんな濡れながら見て楽しいかな?」
「そうだね、帰ろうか?」
「うん。ご飯食べて帰ろう」

駅の人ごみの中でAクンは
「花火目当ての若い人けっこういるんだね」って言うから
「ごめんね、若くなくて〜」ってふざけて口をとがらせてみた。

「あ〜そんなつもりじゃ・・・」慌てるAクン。かわいい。
「じゃ、ここでキスしてくれたら許す」って冗談で言ったのに、
「わかったよ〜」って、唇にチュってしてくれた。

人ごみの中なのに!それこそ年甲斐もなく(笑)
なんだか可笑しくなって、クスクス笑ってしまった。
Aクンも笑ってる。ますます可笑しい。
そして、顔を見合わせて、ゲラゲラ笑ってしまった。

一緒にいればケンカも少ないんじゃないかな。
ケンカしてもすぐ仲直りできるんじゃないかな。
寂しいからケンカになるんじゃないかな。。。

その夜、ホテルへ行った。
時間ないから2時間だけ。

いつもは2時間でも2回するのに、
今夜は1回したあと、寝息をたててしまった。

疲れてるんだな。

でも、私は寂しくなってしまった。
昨日のこと思い出してしまったから。
放置されて悲しかったこと。
夜、涙がでて眠れなかったこと。
いまは楽しいけど、
またいつかそんな悲しい思いをするんじゃないか・・・

そう思ったら、涙が溢れてきた。
仰向けに寝てる自分の耳の方へ
幾筋も涙が流れていく。

「どうしたの?」

寝ていたAクンが目を覚ましていた。
「何でもないよ」
「何でもないわけ、ないじゃん。」
「ちょっと寂しかっただけ」
「ゴメンネ・・・」
「ううん、疲れてたんだね、気にしないで」

帰り際もまた涙が出た。
不思議そうに見つめる彼。
「ちょっとね、昨夜のこととか思い出して寂しい気持ち
大きくなっちゃった」
私はできるだけ明るくそう言った。
「そっか。わかったよ。もうしないからね」
優しく抱きしめてくれた。

ありがとう・・・
昨日からのモヤモヤが、やっと晴れた気がした。

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